ロードバイクのツーリング用に電動空気入れってどうなんだろう?リアルな使用感を知りたいな…。
上記の様な疑問に答えます。本記事の内容は下記の様な感じ…。
- 電動空気入れ「clickpump」のレビュー
- 実際に利用して感じたメリットデメリット
この記事を書いている僕は、ロードバイクに乗り始めてからというものあまり多くはありませんが、ツーリングに行くようなり、5日間かけて九州を縦断したりもしました。自転車の旅!九州を西側ルートで縦断した話|【初心者でも問題なし】
ロードバイクでツーリングするとタイヤのパンクはつきもので、携帯用の空気入れで空気を入れることはたまにあります。チューブ交換に慣れてないと、タイヤを外したりつけたりするだけで疲れてしまうのですが、手動で空気を入れるとなるとさらに疲れてしまいます。
山登りの最中にパンクしてしまったのですが、体力が減っている中チューブ交換から空気入れまで行った結果、下記の様なことを考えていました。
- 電動で出来たらどんなに楽か…。
- 必死に空気入れたけど空気圧は十分か?
そこで今回は、電動空気入れ「clickpump」を購入して使用してみたので、「実際の使用感とメリットデメリット」を解説していきたいと思います。
空気入れを手動から電動に変換することにより、ツーリング中の疲れた体でのタイヤ交換が楽になり、タイヤの空気圧も確認できるようになるため、圧倒的な安心感が得られます。
電動空気入れ「clickpump」の概要紹介!
電動空気入れ「clickpump」を購入して使用してみたので、紹介していきます。付属しているものやスペック等を紹介していきます。
電動空気入れ「clickpump」|セット内容
セット内容は下記の様な感じになってまして、全ての自転車に対応できるように変換バルブが入っています。さらにボールや浮き輪にも対応できますので、ほぼほぼ全ての空気を入れることができます。
- エアーポンプ本体
- エアホース(米式バルブ)
- 仏式変換バルブ
- 英式変換バルブ
- ボール用ニードルバルブ
- 浮き輪用ノズル
- USB-C充電ケーブル
電動空気入れ「clickpump」|スペック詳細
電動空気入れ「clickpump」のスペックは下記の様な感じです。
- サイズ:40×40×188mm
- 重量 :375g
- 電池容量 :1200Ah/7.4V(14.4WH)
- 充電時間 :2.5~4.5h
- LED照明 :0.5W
重量は375gなので軽いとは言えませんが、長時間使うものではないので全く気になりません。
サイズ的にも大きいものではなくツールボトルにぴったりと治まるサイズと形状なので、持ちやすいし運ぶのにも適しています。
付属機能としてLED照明の機能もついているのは地味に便利です。
電動空気入れ「clickpump」を使ってみた!
実際にclickpumpを使用してみたので、レビューしていきます。
箱の表裏はこんな感じです。実際に使っていきましょう。
僕の乗っているロードバイクは仏式バルブなので、接続ホースに仏式変換バルブを接続します。
タイヤのバルブに接続ホースを接続します。
とはいえ少々スポークが邪魔で取付ずらかったりもするので、先に仏式変換バルブを取り付けて、その後で接続ホースを接続したほうがやりやすいです。
接続ホースとポンプ本体を接続したら準備完了です。設定値は100PSIで行います。
左右の「+ー」で空気圧の変更、上の「U」で空気圧の単位の変更、下のボタンでプリセットを選択することができますので、かなり簡単に使えました。
ひとまず1分かけて45PSIまで空気を入れることができました。手動で空気を入れるのに比べると、少し時間はかかりますが圧倒的に楽です。※100PSIに到達するまでに約3分半でした。
少しずっすり感があって重たく感じますが、長時間使うものでもないのであまり気にならず…。というより音が結構うるさいし、割と振動します。接続ホースはめっちゃ熱くなるので、触らないほうがいいかなと。
あまり気にならない?|デメリット2つ
実際に利用してみて感じたclickpumpのデメリットは下記の2つです。
- 使用時の音がうるさい
- 手動に比べると値段が高い
デメリット①使用時の音がうるさい
動画を見ていただけたらわかると思いますが、空気入れの際の音は割とうるさいです。試しにスイッチを入れてみて音にビビってすぐにスイッチを切ってしまったほどです。
使用する場所にもよりますが、街中などでは割と気になるかもしれません。僕は一度山登りの手前(かなり田舎)で使用しましたが、そういった場合だと全く気にならなかったりします。
デメリット②値段が高い
通常販売価格は5979円(税込み)なので、手動の携帯用空気入れと比較するとちょっと高いです。安い携帯用の空気入れで頑張るか、ちょっと高い電動空気入れで楽をするか…。
個人的にはタイヤのチューブ交換は慣れてないので、どうしても時間と体力を消費してしまいます。そんな中で空気入れだけでも電動化できたのはありがたいし、高い金額払って購入した甲斐はありました。
買わない理由なし?|メリット3つ
逆に実際に利用してみて感じたclickpumpのメリットは下記の3つです。
- 全ての自転車に対応可能
- コンパクトなので持ち運びに最適
- 指定した空気圧で自動停止
メリット①全ての自転車に対応可能
英式、仏式、米式全てのバルブに対応しているので、自分の自転車に合った付属品だけ携帯しておけばツーリング先で困ることはありません。
メリット②コンパクトなので持ち運びに最適
サイズ感と重量感含めてかなりコンパクトなので、携帯に便利です。ツールボトルに入れて持ち運ぶことができるので全く気になりません。
使用時は少しずっしりと重たい感じはしますが、長時間使用するものではないので全く気になりません。
メリット③指定した空気圧で自動停止
設定した空気圧で自動で停止してくれます。これが地味にありがたく、入れ過ぎによるパンクを防ぐことができるのはもちろん、メーター付きの空気入れ同様にタイヤの空気圧が確認できてしまいます。
ツーリング中にパンクした場合はチューブ交換した後に、携帯用の空気入れで空気を充填していたのですが、メータの付いてないものしかないので空気圧を確認するすべがありませんでした。指で押してみて感覚で確認していました。
その点clickpumpであれば、設定した空気圧で自動停止してくれるので充填した空気圧を確認することができます。
空気不足でツーリングを開始するということがなくなるので、それ自体が安心感につながります。
まとめ
というわけで、実際に使用してみた電動空気入れ「clickpump」のまとめです。
デメリットは下記の通り。
- 使用時の音がうるさい
- 手動に比べると値段が高い
メリットは下記の通り。
- 全ての自転車に対応可能
- コンパクトなので持ち運びに最適
- 指定した空気圧で自動停止
個人的にはデメリットは全く気になりませんでした。値段が少々高いことが気になる方もいるかもしれませんが、ツーリング先で疲れた状態で手動で空気を入れることを考えると、安いとすら感じました…。
チューブ交換後のタイヤの空気圧を確認できるというのは、かなり安心感につながりますよ。
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