筋トレを始めようと思うのだけど、意外と時間がないので早朝にやろうと思います。でも早朝に筋トレって危険だと聞きました。実際はどうなんでしょうか?
実は、日中に行うよりは少々危険があるのですが、注意点をしっかり守れば意外と問題なかったりします。それに早朝にしか得られないメリットなんかもあるので、おすすめだったりします。
なぜなら、僕は一時期早朝に筋トレやランニングをしていた過去がありまして、トレーニングによる効果がいろいろ見られたからです。
この記事では、下記の2点について書いております。
- 早朝トレーニングにおける4つの注意点
- 早朝トレーニングにおける6つメリット
記事を読み終えると、早朝トレーニングにおけるメリットが丸わかりなので、少しだけお付き合いください。
そもそも筋トレを早朝にして大丈夫?
結論から言うと、早朝に筋トレしても問題はありません。
早朝に筋トレを行う際に、いくつか注意点があるのですが、それらを守って正しく行えば、危険はないからです。
注意する点としては、下記の4つほど。
- 十分な栄養補給
- 十分な水分補給
- しっかり体温を上げる
- 寝起きすぐはNG
上記の通りなので、下記にて詳しく掘り下げていきます。
早朝に筋トレするなら十分な栄養補給が必要です
早朝に筋トレを行うのであれば、十分に栄養を摂取する必要があります。
睡眠中の6~8時間は何も摂取しない状態なので、寝起きというのは栄養が枯渇した状態になっているからです。
栄養がない状態で筋トレなどの運動を行うと、体内にエネルギーがないので、筋肉を分解しつつエネルギーとして使ってしまいます。
この状態を「カタボリック」というのですが、カタボリックを起こさないためには、十分に栄養を補給してから筋トレを行う必要があります。
早朝に筋トレするなら十分な水分補給が必要です
早朝に筋トレを行うのであれば、栄養と同時に水分も補給する必要があります。
寝起きは、睡眠中の呼吸や寝汗などにより水分不足に陥っているからです。
水分不足の状態で筋トレなどの運動を行うと、血液がどろどろなので、以下の危険があります。
- 血圧の上昇
- 心臓への負担増
- 心筋梗塞の可能性
上記の通りで、心筋梗塞などの危険があります。
上記の状態を起こさないためには、水分をしっかり補給してから行う必要があります。
早朝に筋トレするなら体温をしっかり上げてから
早朝に筋トレを行うのであれば、体温を上げてから行う必要があります。
寝起きは体温が一番下がっている状態なので、体温を上げてから行わないと下記の通り危険があります。
- パフォーマンスの低下
- けがにつながる
- 心臓への負担
- 心拍や血圧の上昇
上記の通りで、体温を上げないといいことはないので、しっかり体温を上げてから行う必要があります。
早朝に筋トレするなら寝起きは避けるべき
早朝に筋トレを行うのであれば、寝起きすぐのトレーニングは避けるべきです。
避けるべき理由としては、下記の3点ほど でして
- 体内のエネルギーが不足しているから
- 水分が不足して体に負担がかかるから
- 体温が低く、けがのリスクがあるから
上記の通り、寝起きでは準備不足だからですね。 なので寝起きは避けつつ、準備をしっかりしてから筋トレしましょう。
早朝に筋トレをする際に必要な栄養素
そもそも筋トレ前に必要な状態というのは、「空腹状態を避ける」ということになります。
詳しくは、「筋トレ前後でサラダチキンを食べたい理由!栄養素的には前後でお勧め – ボテ腹ボルダーの日常」にて紹介しておりますので、参考にどうぞ。
簡単に説明すると下記の状態になります。
- 空腹を避ける
- 十分に糖質を摂取する
- BCAAを摂取する
上記3点を踏まえつつ、おすすめの食材を紹介していきます。
早朝に筋トレする場合のおすすめ食材
最も必要な栄養素は「炭水化物(糖質)」になります。
理由は簡単で、運動時のエネルギーとなる栄養素だからです。
簡単に食べられるものとして、おすすめなのが
- おにぎり
- 豆腐
- 納豆
- ゆで卵
- バナナ
などがおすすめかと思います。
ちなみに個人的には、起床後にご飯とゆで卵を食べて、お腹を満たしつつ糖質とBCAAを摂取します。
運動前は消化吸収がいいもので、バナナを食べたりします。
早朝に筋トレする際のおすすめトレーニング
特に早朝だからとおすすめできるトレーニングはありません。
すいません。見出しと異なることを言っているかと思います。
しかし、上記の注意点を守りつつ、ウォーミングアップをしっかり行っていれば、夕方に行うトレーニングと変わらずにやって問題ないからです。
ウォーミングアップについては、こちらの「筋トレ前に行うウォーミングアップの重要性!筋トレ効果を最大限に!」を参照してみてください。
早朝に筋トレを行うことによる6つのメリット【いい方向に変化します】
上記4点の注意事項をまもって早朝に筋トレを行えば、危険を回避しつつ6つほどメリットを得られます。
個人的に早朝に筋トレを行って、感じたメリットは、
- 仕事に影響を与える
- 筋トレが習慣化する
- 痩せやすい体質になる
- 一日元気に過ごすことができる
- 心をすっきりさせる
- 睡眠を改善できる
上記6点ほどです。肉体的なメリットより生活面でのメリットが大きいという感じです
仕事に好影響を与える
仕事面でいい影響を与えることができます。
メカニズムとしては、おそらく下記の流れです。
- 筋トレにより血流がよくなる
- 脳へたっぷり酸素が供給される
- 脳が活性化する
上記の通りで、脳が活性化します。 実際に感じていたことは下記の3点ほどでして、
- 頭の中が整理される
- 注意力が増す
- 集中力が増す
上記の通り、仕事を行うのにいいことずくめです。
寝起きで仕事をするのとはわけが違いますね。
筋トレを習慣化しやすい
早朝に筋トレを行うと、筋トレを継続しやすくなります。
仕事の都合などに関係なく、一日のスタートが筋トレになるので、筋トレ中心の生活になるからです。
一般的には、仕事終わりなどに行くことが多いと思いますが、毎回見る人って、少なかったりします。皆さん途中で辞めていくのかなという感じです。
継続できなくなる理由は、下記の通り
- 仕事で疲れて筋トレがだるい
- 残業で筋トレする時間がない
- 付き合いで飲み会へ参加
上記のように、筋トレ中心の生活ではないので、継続できないのはしょうがないのかなという感じです。
それと比較して、早朝であれば、一日のスタートが筋トレなので比較的継続できるかなと…。
痩せやすい体質に変化する
筋トレを早朝に行うと、やせやすくなります。
筋トレにより代謝が活発になるのが理由です。
活発になった代謝が日中続くことになるので、健康的に痩せやすい状態になります。
一日元気に過ごすことができる
筋トレを早朝に行うと、一日が元気に過ごすことができるようになります。
エンドルフィンというホルモンが分泌されますので、気分を高揚させて活力を与えてくれるようになります。
実はそのエネルギーは一日中持続するので、早朝に筋トレすると、一日元気に過ごすことができるようになります。
心をスッキリさせる
筋トレを早朝に行うと、心や気分をすっきりさせてくれます。
セロトニンという成分が増えるからです。
セロトニンが減少すると、一般的には下記の様な状態になります。
- 不安感の上昇
- イライラしやすい
上記の感じで、そのセロトニンが筋トレにより増えるので、すっきりした気分になっります。
ちなみに、日光を浴びながら筋トレを行うと、よりセロトニンが増量しますのでより効果が期待できます
睡眠を改善できる
筋トレを早朝に行うと、睡眠の質が向上します。
これについても、セロトニンの影響になるのですが、下記の様な流れになります。
- 早朝筋トレによりセロトニン増量
- 睡眠の改善
- 翌日すっきり起きれる
上記の流れです。仕事で疲れて寝るよりも、状態の良い睡眠が得られます。
筋トレするなら結局夕方?早朝?【トレーニング自体に変化はないですよ】
正直トレーニングの成果自体に、違いはないという感じです。
まあ、やっていることは同じなのだとしたら、どの時間でやろうが効果に差はないのはわかる話だと思います。
個人的には、夕方にも早朝にもやってましたが、目に見えてどっちがいいという違いはなかったのが事実です。
なので、上記の6つのメリットを感じたいなら、早朝に実施といったくらいです。
まとめ
最後に記事の内容をもう一度確認してみましょう。
★早朝に筋トレをしても特に問題はないけど、注意点が4つあります。
- 十分に栄養補給をすること
- 十分に水分補給をすること
- 体温をしっかり上げること
- 寝起きすぐは実施しないこと
★早朝に筋トレする際の食事
- おにぎり
- 豆腐
- 納豆
- ゆで卵
- バナナ
★筋トレを早朝に行うメリットは6つ
- 仕事に影響を与える
- 筋トレが習慣化する
- 痩せやすい体質になる
- 一日元気に過ごすことができる
- 心をすっきりさせる
- 睡眠を改善できる
上記でさらっと触れましたが、夕方にしろ早朝にしろ、筋肉の成長という観点からは、違いは特に感じれませんでした。
しかし、生活面でのメリットがしっかりと感じれたので、やはり筋トレを早朝に行うことは、お勧めです。
では今回はこんな感じで終わりたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
コメント