いろいろなダイエット法を試すけど、毎回リバウンドしてしまう。
意識していないとすぐに体重が増えてしまう。
上記の様な疑問に答えます。本記事の内容は下記の様な感じ…。
- レコーディングダイエットがダイエットの本質
- レコーディングダイエットにおける3つの効果
- レコーディングダイエットのやり方
この記事を書いている僕は、いろいろなダイエットを経験しては挫折していたのですが、レコーディングダイエットに出会ってからというもの、約9キロの減量に成功することができました。
世の中には本当にいろいろなダイエット方法が存在しています。レコーディングダイエットを実際に行って減量に成功した時には、ダイエットの本質を見た気がしました。
そこで今回は、レコーディングダイエットを実践して実際に減量に成功した僕が、「ダイエットを成功させるためには記録が大事」ということについて解説していきます。
記事の前半では「レコーディングダイエットを行うことがなぜ重要なのか?」ということを解説しつつ、記事の後半では「レコーディングダイエットの実際のやり方」を解説していきます。
今までいろいろなダイエットに失敗してきた人にとって、役立てれば幸いです。
レコーディングダイエットって何?|そもそも論
レコーディングダイエットは、ウィキペディア的には下記の様な感じで紹介されています。
レコーディング・ダイエットとは、岡田斗司夫が著書『いつまでもデブと思うなよ』(新潮社、2007年。ISBN 978-4106102271)で紹介したダイエット法である。2006年4月頃より、岡田斗司夫が実践・開発したダイエット法の一つで、日々摂取する食物とそのエネルギー量を記録することで、自分が摂取しているエネルギー量、食事の内容、間食などを自覚し、食生活の改善につなげるというものである。
Wikipedia
簡単に解説すると、体重の増減と食べた物の摂取カロリーを日々記録することにより可視化して、客観的に把握するダイエット方法です。
レコーディングダイエットに向いている人|コツコツ継続できる人
食べた物の摂取カロリーと体重を日々記録するだけなので、基本的には誰でも簡単にできるダイエット方法なのですが、継続しやすい人は下記の様な人になります。
- ゆっくり時間をかけて痩せたい人
- ダイエットをコツコツ継続できる人
逆に向いていない人は下記の様な感じの人になります。
- 短時間で一気に痩せたい人
- 日々の記録を苦に感じない人
コツコツ時間をかけることができて、なおかつ日々の記録を苦に感じない人は成功する可能性が高いです。
レコーディングダイエットに期待できる効果|4つあり
レコーディングダイエットで記録する内容は、「毎日の体重」、「食べた物の摂取カロリー」の二つなのですが、これらを継続して記録することで4つほど効果を実感できます。
- 自分の現在地(体重等)がわかる
- 食べ過ぎを防ぐことができる
- カロリーの低い食べ物を選択するようになる
- 一次的な体重増加でも落ち込まなくなる
順に解説していきます。
自分の現在地(体重等)がわかる
体重を記録し続けることにより、ダイエットの進行状況を把握することができるようになります。
- 減少傾向にある(順調)
- 増量傾向にある(見直し必要)
- 体重の維持(頑張りが必要)
順調にダイエットが進んでいるのか把握することができますよ。
食べ過ぎを防ぐことができる
摂取カロリーを記録することにより、食べ過ぎを防ぐことができるようになります。
実際にカロリーを数値で把握することにより、これ以上食べるのはやめとこうという感じになりますよ。
- 摂取カロリーの上限付近
- 摂取カロリーの上限を超えた
摂取カロリーを客観視することにより、摂取上限を超えると罪悪感が生まれてきます。継続していくと自然に食べ過ぎが防げるようになります。
カロリーの低い食べ物を選ぶようになる
レコーディングダイエットを継続していくと、カロリーの低い食べ物を選ぶように思考が変化していきます。
コンビニのおにぎり一つとってもカロリーは様々なので、食べたいもので選ぶより消費カロリーで選ぶようになっていきます。
一時的な体重増加でも落ち込まなくなる
ダイエット中とはいえ、食べ過ぎてしまう時は必ずあります。その場合一時的に体重が増加するのですが、レコーディングにより体重が減少傾向にあれば一時的な増加では落ち込まなくなりますよ。
レコーディングダイエットのやり方解説!
ここからはレコディングダイエットのやり方を解説していきます。
上記の「いつまでもデブと思うなよ」にて紹介されていますので、本書をもとに紹介していきます。
基本的には「日々の体重」、「摂取カロリー」を記録していくだけなのですが、挫折しないように少しずつ慣れていく感じになっています。
- 現状把握(助走)
- 摂取カロリーの意識(離陸)
- カロリー制限(上昇)
- 乗り越える壁(巡航)
順に解説していきます。
現状把握(助走)
レコーディングダイエットを開始して一番最初の時期になります。ポイントは下記の通りです。
- 体重を毎日記録する
- 口に入れたものをメモする
- 食事制限は行わない摂取カロリーの上限を超えた
この期間はダイエットを意識せずに、普通通りの生活を行うことを心がけましょう。
自分がどんなものを食べているのか?ということを客観的に把握する時期だと思えばOKです。下記の様な効果が出てきますよ。
- 無意識に食べているものを可視化できる
- 太っている原因が把握できる
期間としては2週間~2か月ほどです。個人的には2週間もあれば食生活がなんとなくわかるようになりました。
摂取カロリーの意識(離陸)
記録に慣れてきたり食生活が把握できたら、摂取カロリーを意識する時期になります。ポイントは下記の通りです。
- 体重、体脂肪率を毎日計測する
- 口に入れたものを全てメモする
- 食べたもののカロリーを計算する
- 食事制限は行わない
この時期も特にカロリー制限は行いません。自分が食べているものが大体どのくらいのカロリーなのかを把握する時期だと思えばOKですね。
最近は割とカロリー表示されていたりネットで検索すれば把握できますので、自炊の場合は似た料理のカロリーを記録しておけばOKです。
期間は特にないのですが、個人的には1週間ほどで次の段階であるカロリー制限をするようにしました。
カロリー制限(上昇)
自分の食生活でどのくらいのカロリーを摂取しているのかを把握して、カロリー制限をしたくなったらカロリー制限の段階に入ります。ポイントは下記の通りです。
- 体重・体脂肪率を毎日計測する
- 口に入れたものを全てメモする
- 食べたもののカロリーを計算する
- 一日の摂取カロリーを年齢・性別に合わせて決める
- 食べ過ぎても後悔や反省はしない
この時期からはカロリー制限を行っていきます。カロリー制限を行う際のポイントは下記の通りですよ。
- 基礎代謝量を1日の摂取カロリーの目安にする
- 基礎代謝量 > 摂取カロリー にしない
基礎代謝量を下回ると、栄養不足状態になるので痩せにくくなりますので制限のし過ぎにも注意しましょう。
僕の場合は下記の様な感じになりました。
- 体重は増減なくしばらく一定
- 摂取カロリーは2000Kcal前後
- 基礎代謝は1550Kcal前後
上記の条件でしたので、僕の場合は下記の様な感じになっていきました。
- 摂取カロリー2200Kcalを超え続けると少しずつ太る
- 摂取カロリー1800Kcalを下回ると徐々に痩せる
という感じでどのくらいのカロリーを摂取すると痩せるか、太るかがわかるようになります。
こちらの「サイト」で自動的にカロリー計算できますので、活用ください。
乗り越える壁(巡航)
自分の状況にあったカロリー制限のおかげで順調に体重が減少している段階だと思います。しかし、「75日目あたりの体調の変化(停滞期)」を迎える必要があります。ポイントは下記の通りです。
- 75日目あたりに体重の変化がある
- 体重や体脂肪は脈動的に変化する
- 停滞期はいろんなダイエット法を併用して乗り切る
カロリー制限により体重は順調に減るのですが、下記の様な流れで体は痩せることに抵抗し始めます。
- 低カロリー状態が続く
- あまりカロリーが摂取できないと体が判断する
- カロリーが摂取できないのならと脂肪の消費を抑える
上記の流れです。いわゆる飢餓状態なのですが、人間が生きていくための機能なので、必ず訪れます。
この時期を乗り越えるためのおすすめの方法としては、「チートデイとは?失敗しないためのやり方と効果解説!」にて紹介していますので、参考にしてみてください。
レコーディングダイエットの記録方法|おすすめ紹介
レコーディングダイエットを行う上での記録法をいくつか紹介しますね。
- ノートに書く
- 手帳に書く
- エクセルに記録する
- スマホアプリを使用する
個人的にはスマホのメモ帳に書きつつ、ノートにまとめていたのですが、最終的にはスマホアプリに記録しつつ、エクセルに記録する方法に落ち着きました。
最近はスマホ用のアプリもいろいろ出てきたので、おすすめの方法です。
レコーディングダイエットに使えるアプリ
僕が個人的に使用していたアプリは下記の通りです。
- 超簡単レコダイエット
- カロミル
一年ほど使用しましたがどちらも使いやすくておすすめです。
超簡単レコダイエット
約1年間使用していましたが、自分でカロリーを登録できるので、おすすめです
カロミル
現在使用中のアプリです。こちらは検索で一般的な料理やお店の商品の成分表が見れるのがおすすめです
レコーディングダイエットを効果的に行う方法
レコーディングダイエットを効果的に行うコツは下記の通りです。
- 無理をしない
- 体重の計測時間を決める
- 記録を振り返る
- 少々の記録忘れは気にしない
大事なのはやはり無理をしないということです。ちなみに僕は割と記録することを忘れることがあるのですが、減量自体は成功しました。
ダイエットは長期計画なので、記録を何日間か忘れてもさほど体重に変化はないから問題ありません。
継続するためには無理が一番良くないので、少しの記録忘れは問題ありませんよ。
まとめ|
世の中にはいろいろなダイエットが流行っては忘れ去られていきます。どんなダイエットでも体重や体脂肪率を記録しなければ変化を把握できないので、レコーディングは併用して行うべきです。
もし仮にダイエット中でなかったとしても、体重と体脂肪率のレコーディングだけでも継続していれば、現状維持が可能です。
もっと言えばレコーディングすることにより、太り始めを感知できるので短期間で元に戻すことができますよ。
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