筋トレや運動をする前に、「ウォーミングアップ」をしたほうがいいのは何となくわかるし、やっているのだけど具体的にどんなことやったらいいの?今のやり方で合ってるのかな?
実はウォーミングアップは、さまざまな効果があるので、できればやったほうがいいというより、確実にやったほうがいいといえます。
なぜなら、ウォーミングアップを行わずに激しい運動を行うと、けがにつながる可能性が高いからです。
この記事では、こんな感じになってます。
- ウォーミングアップの役割と効果
- ウォーミングアップの流れと種類
記事を読み終えるころには、ウォーミングアップの重要性が理解できるのかなと思いますので、少々お付き合いください。
筋トレ前に行うウォーミングアップの役割と効果
筋トレ前に行うウォーミングアップには重大な3つの役割と効果があります。
- けがの予防
- 筋トレのパフォーマンス向上
- コンディションの確認
上記の通りでして、下記にて詳しく掘り下げていきます。
けがの予防
筋トレ前にウォーミングアップを行うと、けがの予防につながります。
体が冷えた状態で急に運動や筋トレをすると、けがをしやすかったりします。
ウォーミングアップを行うことにより、体を温めることができるので、下記の通り2つほどメリットがあります。
- 筋肉や腱の柔軟性向上
- 関節の可動域が大きくなる
上記の通りなので、ウォーミングアップをせずに急に筋トレや運動を行うと、急激な負荷に体が耐え切れず、けがをする可能性があります。
なので、筋トレ前にウォーミングアップを行うことにより、けがの予防につながるといことです。
パフォーマンス向上
筋トレ前にウォーミングアップを行うことにより、筋トレのパフォーマンスアップが期待できます。
先ほども記載しましたが、
- 柔軟性の向上
- 関節の可動域が大きくなる
上記の通りなので、体をイメージ通りに動かすことができるようになります。
ウォーミングアップを実施していないと、体をイメージ通りに動かせないため、パフォーマンスが発揮できない可能性もあります。
筋トレの場合は、無理に力を入れようとするので、フォームの乱れにつながり、トレーニングの質が落ちてしまう可能性もあります。
コンデション確認
筋トレ前にウォーミングアップを行う目的の一つとして、体のコンディションの確認です。
軽い負荷でウォーミングがてら、コンディション確認しないことには、どのくらいトレーニングができるか判断できないのです。
ウォーミングアップの時点でコンディションが悪ければ、軽めのトレーニングしようといった変更をすることができます。
なので、当日のコンディション確認として、ウォーミングアップが重要になります。
筋トレ前に行うウォーミングアップの流れ
ウォーミングアップの役割と効果がわかったところで、ウォーミングアップを行う際の流れを紹介しておこうと思います。
簡単なウォーミングアップの流れは下記の通りでして、
- 体の主要部分のほぐし運動
- 軽い全身運動
- ダイナミック(動的)ストレッチ
- 実際に行う運動に近い動き
上記の流れが理想でして、主要部分から始めていき、ある程度体温が上がったところで、実際の動きを軽い負荷で行う感じです。
下記にて少し詳しく掘り下げていこうと思います。
主要部分のほぐし運動
1番最初に行うのは、主要部分のほぐし動作になります。
いきなりウォーミングアップを始めるのではなく、軽い準備運動を行う感じです。
実際に行うことは、下記の通りでして、
- 足首回し
- 手首回し
- 腰回し
- 膝回し
- 膝の屈伸
上記の通りなのですが、体育の授業などでやったことある人がほとんどなので、イメージ可能と思います。
どうでしょうか?これらをやる時って、体が硬かったり思うように動かないことないですか?
体が温まっていない状態だったり、体がほぐれていないので、まずは大事な準備になるわけです。
全身運動
次に行うのが、全身運動になります。
全身運動を行うことにより、体を温めることが目的になります。
実例としては、下記の通り。
- ジョギング
- ウォーキング
- ランニング
上記の感じですが、疲れない程度に行えばいいと思います。
全身運動を行うことにより、効率よく体を温めることができます。
動的ストレッチ
体を温めた後に行うのは、動的ストレッチになります。
動的ストレッチを行う目的としては、可動域を広げことで筋温や深部体温が上昇することにあります。
実際にやることは、下記の通り。
- 肩甲骨周りを動かす
- 股関節周りを動かす
上記の通りです。 動的ストレッチについては、「運動前は動的ストレッチがお勧め!」という記事で紹介しておりますので、よければ参考までにどうぞ…。
行う運動に近い動き
可動域を広げた後、最後に行うことは、実際に行う動作を行うということになります。
実際行う動作というのは、筋トレやスポーツでも様々動きがあるからです。
実際に行うスポーツをイメージしてもらえれば、わかりやすいと思いますが、イメージはこんな感じで
- 野球 = キャッチボール
- サッカー = パス回し
- 陸上 = モモ上げや軽いダッシュ
- テニス = フットワークや壁打ち
上記の通りで、実際に行う動作を軽い負荷で行うことが目的になります。
筋トレ前に行うウォーミングアップの種類
筋トレを行う際も基本的には上記で説明した通りで大丈夫です。
ウォーミングアップの最後は、実際に行う運動に近い動きを取り入れるのですが、軽い負荷で実際に筋トレを行えばそれがウォーミングアップにつながります。
フリーウェイトでベンチプレスやスクワットなどをやる際は、重りをつけずにバーのみで行うなどが、ウォーミングアップにつながります。
メインセットの前に1~2セットほど行えば十分ではないでしょうか?
筋トレ時のウォーミングアップの例
個人的にジムで筋トレを行う際の、ウォーミングアップの一例を紹介してみようと思います。
主要部分のほぐし運動
ほぐし運動として、ほぼ上記で説明した内容のことを鏡の前で行います。
軽い全身運動
軽い全身運動としては、大体下記の通りです。
- ウォーキング : 5分
- ランニング : 5分
上記を行うと、大体汗が少し出てくる感じです。
ダイナミック(動的)ストレッチ
個人的にこれは特にやってない気がします。
行う運動に近い動き
実際に軽い負荷で筋トレを行います。
個人的には、ピラミッドセット法を行いますので、大体2セットくらいはウォーミングアップになります。実際の負荷は下記の感じです。
- 1セット:36Kg(ウォーミングアップ)
- 2セット:41Kg(ウォーミングアップ)
- 3セット:46Kg
- 4セット:51Kg
- 5セット:56Kg
- 6セット:61Kg(MAX負荷)
- 7セット:56Kg(追い込み)
- 8セット:51Kg(追い込み)
上記はチェストプレスを行う際に実例です。
2セットほどウォーミングアップを行っています。
まとめ
最後にもう一度記事の内容を確認してみましょう
★ウォーミングアップにおける重要な3つの効果
- けがの予防
- 筋トレのパフォーマンス向上
- コンディションの確認
★ウォーミングアップの大まかな流れ
- 主要部分のほぐし運動
- 軽い全身運動
- ダイナミック(動的)ストレッチ
- 行う運動に近い動き
★個人的なウォーミングアップの流れ
- ほぐし運動
- ウォーキング5分
- ランニング5分
- 軽い負荷でトレーニング
いかがでしたでしょうか?現在2年ほど筋トレを行っていますが、特にけがとかはしていないです。
草野球では、全力で走ったりするつもりがないので、ウォーミングアップを軽視しがちだったりします。
いざ試合になると、体が勝手に全力で動くので、よく捻挫します(笑)
ウォーミングアップはやはり大事だと思います。
今回はこんな感じで終わろうと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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