ロードバイク用にケイデンスセンサーが欲しんだけど、XOSSのセンサーってぶっちゃけどうなんだろう?
上記の様な疑問に答えます。本記事の内容は下記の様な感じ…。
- XOSSセンサーのレビュー
- 実際に使用して感じたメリットデメリット
この記事を書いている僕は、現在「XOSSのSPEED/CADENCESENSOR(スピードケイデンスセンサー)」をロードバイクに取り付けて実際に使っています。
サイクルコンピュータが盗難にあってからはしばらく使ってなかったのですが、センサーとスマホがあれば使えるということで購入してみました。
そこで今回は、「XOSSのスピードケイデンスセンサーを実際に使ったメリットデメリット」について解説していこうと思います。
すでにサイクルコンピュータを使ってるよって人でも、ケイデンスセンサーのみ購入して使うこともできます。
ケイデンスセンサーがあればペダルの回転数を把握することができ、ある程度のペース調整ができるようになりますよ。
XOSSセンサーの概要紹介
- センサー本体
- ゴムマット(平・アーク)
- ゴムストラップ小(2個)
- ゴムストラップ大(2個)
- 説明書
一つのセンサーでスピードセンサーとケイデンスセンサーのどちらでも使用可能です。下記の様に電源を入れるたび(電池の抜き差し)にセンサーの仕様が変わる仕組みになってます。
XOSSセンサーのスペック
センサーのスペックは下記の様な感じになってます。
- 本体サイズ:38×38×10mm
- 本体重量:10g
- 電源:CR2032(ボタン電池)
- 持続時間:300時間
- 防水レベル:IP67
- 測定上限:スピード120Km/h ケイデンス300rpm
- 材質:ABS
持続時間については、ほとんどのサイクルコンピュータ同様に300時間となっています。
防水レベルがIP67なので、耐塵性能は最高レベルかつ完全防水仕様なので、雨の日のでも問題なく利用することができます。
XOSSレビュー
実際にセンサーを取り付けて使用してみたので、レビューしてみます。
当たり前のことですが、ケイデンスセンサーはペタル、スピードセンサーは前輪に取り付けてます。
測定中のデータはスマホのアプリで確認することになります。
測定したデータをグラフとして確認することができます。
より詳細なデータを確認することができます。
XOSSセンサーのデメリット
実際に利用してみて感じたXOSSセンサーのデメリットは下記の5つです。
- サイクルコンピュータに比べると画面がでかくて邪魔
- スマートフォンの電池が思ったより減る
- センサーの状態がわかりにくい
- センサーの切り替えが面倒
- 速度計測がうまくいかない場合あり
デメリット①サイクルコンピュータと比べて画面がでかく邪魔
サイクルコンピュータに比べると画面がかなり大きいので少し邪魔になるかもしれません。
蓄積データもリアルタイムデータもスマホのアプリで確認する必要があります。最近のスマホは画面の大型化が進んでいるからです。
現在使用しているスマホと過去に使っていたサイクルコンピュータを比較してみると、下記の様な感じです。
スマホ(P30lite) | サイクルコンピュータ | |
本体サイズ | 72.7×152.9×7.4mm | 47.0×32.0×12.5mm |
重量 | 159g | 12g |
ロードバイクに固定するので重量的にはさほど気にならないのですが、ロードバイクに固定するのには小型のほうが邪魔にならないので良かったりします。
デメリット②スマートフォンの電池が思ったより減る
スマートフォンの電池が思ったよりも減っていきます。
計測中は常に画面がON状態なのでしょうがないです。ロングライドで使用するのであれば、モバイルバッテリが必須になります。
デメリット③センサーの状態がわかりにくい
スピードセンサーとケイデンスセンサーが電源のON/OFFで変更可能な特性上、見た目だけだとほとんど判断することができません。
一応アプリの管理画面で確認は可能ですが、センサーのIDは本体の裏面にあるためセンサーを一度自転車から取り外す必要があります。
基本的にはロードバイクに取り付けっぱなしになるので、そこまで気になることではありません。しかし確認方法は簡単なほうがいいは間違いありません。
デメリット④センサーの切り替えが割と面倒
1つのセンサーでスピードとケイデンスを切り替えることができるのですが、切り替え方法が少々面倒です。
本体の裏面の蓋を開けて電池を取り外し、再び電池を入れるとセンサーの状態が変わります。
この蓋が割と硬めだったりするので、コインなんかでひねって外す必要があります。割と面倒ですよね…。
もしもセンサーの切り替えが面倒だって場合は、こちらのセンサーであればスマホのアプリの設定でスピードとケイデンスを切り替えることができますよ。
デメリット⑤速度計測がうまくいかない場合あり
速度計測がうまくいかない時がありました。
- 速度が落ちているのイ最高速度表示のまま
- 〇〇〇Km/hとあり得ない速度表示
などなど。スマホとの相性もあるかもしれませんが、表示不良がたまに起きるので少々不満だったりします。
XOSSセンサーのメリット
逆に実際に利用してみて感じたXOSSセンサーのメリットは下記の3つです。
- 専用のサイクルコンピューターが必要ない
- ライド履歴がスマホアプリで確認できる
- ケイデンスセンサーのみで費用削減
メリット①専用のサイクルコンピュータが必要ない
測定データは全てスマートフォンのアプリで表示するので、サイクルコンピュータは必要ありません。当然ですね…。
リアルタイムデータを走行中に確認する場合は、スマートフォンを自転車のフレームに固定する必要がありますが、どちらがいいかという感じですね。
メリット②ライド履歴がスマホアプリで確認できる
ライド履歴がスマホを通して確認することができます。
同価格帯のサイクルコンピュータだとライドごとの履歴を確認することはできないものが多いので、履歴を管理したい人はありがたい機能です。
メリット③ケイデンスセンサーのみで費用削減
一つのセンサーでスピードセンサーとケイデンスセンサーを切り替えて使うことができるので、ぶっちゃけケイデンスセンサーだけで費用を抑えることができます。
リアルタイムで計測データを確認する場合はスマホのアプリを通して確認するのですが、スピードについてはスマホのGPSによりアプリが計測してくれます。
割と制度は高いので個人的にはスピードセンサーは取付せずに、ケイデンスセンサーのみでよかったかなという感じもしています。
まとめ
というわけで、実際に使用してみたXOSSセンサーのまとめです。
実際に使ってみて感じたデメリットは下記の通り5つほど。
- サイクルコンピュータに比べると画面がでかくて邪魔
- スマートフォンの電池が思ったより減る
- センサーの状態がわかりにくい
- センサーの切り替えが面倒
- 速度計測がうまくいかない場合あり
メリットは下記の通り3つほど。
- 専用のサイクルコンピューターが必要ない
- ライド履歴がスマホアプリで確認できる
- ケイデンスセンサーのみで費用削減
センサーの切り替えをするのに電池を一度取り外す必要があり少し面倒です。もし面倒だという方は、こちらがお勧め…。
とはいえ、個人的にはスピードセンサーはスマホのGPSで問題なかったりするので、一つあればいいという感じもします。
とはいえサイクルコンピュータ(XOSS G+)を導入するほうがいろいろと快適になります。「サイクルコンピューター(XOSS G+)徹底レビュー|安いのに機能は充実!」
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